皆さんは、洗車をするときはどんな時にするか決めていますか?
- 車の汚れが目立ってきた時……
- 晴れていて、気持ちがいい日!
- いつとは決めていないが、時間がある時
などなど、お好みのタイミングがあるかと思います!
もちろんお好きな時に洗車をしてもらうのもOKです!ただ、実は洗車をするのに最も向いている絶好のタイミングがあるのをご存知ですか?
洗車は雨が降る前の日や曇りの日にすると良い!

よく勘違いされがちですが、洗車は雨の降る前の日や曇りの日にするのが最も効果的です。
せっかく洗車をしても、次の日には雨が降るからまた汚れてしまう……
などと思う方もいると思います。
確かに、せっかく綺麗にした愛車も雨が降ると、また汚れてしまいそうですよね……
しかも、晴れていてポカポカ陽気の日に洗車をする方が気持ちが良くて、なんとなく良いですよね!
でも実は、晴れている時の洗車には注意すべき点がいくつかあるのと、雨の前の日や曇りの日にやった方が、車にも優しいし効果的でもあります。
理由はいくつかあります。
ボディにシミやウォータースポット、イオンデポジットを作りづらい
洗車の際に注意したいのが、ボディについた水の乾き(蒸発)です。
ボディについた水が乾いてしまうと、水分の中に含まれるミネラルや不純物だけがボディに残り、それがシミやイオンデポジットの原因になってしまいます。
ただ、これは時間との勝負で、急いで行うしかないのですが晴れている日だと水の蒸発も早いので、曇りの日などの直射日光のあたりづらく、気温の低めの日に洗車をすると良いのです。
また、晴れている日はウォータースポットが出来やすいのでそこにも注意が必要です。
ウォータースポットとは簡単に言いますと、ボディについた水分がレンズの役割をして、直射日光の光を集めて塗装面にダメージを与えてしまうことです。
こちらも同様に、直射日光の当たらない曇りの日に洗車をすると良いでしょう!
やはり洗車の際は、しっかり拭き上げをすることが何より大切です!
汚れが固着しづらい
ボディが汚れている状態で雨が降っても、綺麗にはならず汚れの上に雨が降り続けることになります。
ガラスコーティングなどをしていない車の場合は、雨が降っても汚れは落ちづらく、塗装面に残り続けます。
また、残った汚れは雨で濡れたことで、より強固になったり、まだ蒸発していない雨水と混ざり合ったりしてしまいます。
その後雨が止んだり、晴れたりすると、雨水だけが蒸発して汚れは塗装面と固着し、よりガンコな汚れとなってしまうのです。
以上のようなメカニズムでできた汚れは、洗車でも落としづらく、塗装面にもダメージを与えてしまうおそれがあります。
雨が降っている時の洗車も良いって本当!?

これは本当です。
水道水には、ミネラルや不純物が多く含まれており、それがボディに残ることで水垢やイオンデポジットを作ってしまいます。
一方、雨水には水道水ほど多くの不純物を含んでいないため、より純水に近いのです。そのため、雨水が蒸発しても、水アカになりづらいです。
通常は水道水で洗車をすると思いますが、雨が降っていると雨水が水道水も流してくれるため、結果的に水垢やイオンデポジットの対策になるのです。
他にも、多くの水を使用していることにより汚れが浮き、落ちやすくなります。また、水の量が多いため、ボディへの摩擦が減り、洗車傷がつきづらくなるというメリットもあります。
まとめ

環境に限らず、洗車をすることはとても良いことです。
ただ、どうせするなら絶好のタイミングでやりたいですよね!
明日は雨だから、今日は洗車はやめておこう……
という人がいますが、雨の予報だからこそやるぐらいの気持ちでも良いと思いますよ。
ただ、やはり晴れている日に洗車した方が気持ちがいいし、綺麗になった車も映えますよね。
もちろん晴れている日にやってもOKですが、水の乾きには注意が必要です。
そこさえ注意して、早めの拭き上げを意識していれば問題ないです!
とはいえ、どんな時でも洗車はしないよりやった方が良いのです。
それでは良いカーライフを!
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