皆さんは車で暖房や冷房、はたまた除湿や換気をする際にA/Cボタンを適切に切り替えて使用していますか？
実は、車のA/Cボタンを適切に使い分けることによって、冷暖房効率が上がったり、燃費向上にもつながるのです。
そもそも車のA/Cは何？
車のA/Cボタンは、エアコン（コンプレッサー）のオン・オフを切り替えるボタンになっています。
一般的な車の場合、A/Cボタンを押して、ボタンの一部が光ればオン、何も点灯していないならオフの状態になります。
コンプレッサーは、エアコンの冷却システムの一部で、車内に送られる風を冷やす役割を担っています。
また、除湿効果もあるため、夏場や湿度の高い時は、A/Cボタンをオンにして冷房として使用します。
一方、暖房として使用したい場合は、A/Cボタンをオフにします
車は、エンジンの熱で風が温まって、それが暖房の代わりになるのです。ですので、走り続けていれば自動で暖かい風が送られてきます。
どんな時に使い分ければ良いの？
A/Cボタンを状況に応じて、適切に切り替えることで燃費改善にも繋がります。
具体的には、以下のように使い分けると良いでしょう。
一般的にはこのような使い分けをします。
ただ、冬場などで車内を温めたいが、A/Cをオフにして使用していると、窓ガラスが曇ってくる場合もあります。
その場合は、A/Cをオンにし、設定温度を高めに設定して使用すると室内の湿度や結露を抑えられるでしょう。
ずっとA/Cをオンにしていてはダメなの？
A/Cをオンにしても暖かい風は出ますし、室内も暖まります。
確かに、ずっとA/Cをオンにしておけば、切り替えの手間も省けるし、温度の調節だけしていれば良いですよね！
でも、実はA/Cをオンにしておくことで、コンプレッサーが稼働し、その分多くの燃料を消費してしまうのです。
ですので、暖房だけを使いたい時はA/Cをオフにして使用すると、燃費改善にもなりますし、冬などは乾燥も防げて良いことばかりなのです！
ただ、注意点としてコンプレッサーはずっと使用していないと故障のリスクが高くなってしまうため、月に1回程度はA/Cをオンにして、コンプレッサーを稼働させてくださいね。
どのくらい燃費が落ちるの？
一般的に、カーエアコンの使用で10%〜20％ほどの燃費低下につながると言われております。
A/Cをオフにして暖房として使うだけなら、燃費はほぼ変わらないですが、A/Cをオンにして冷房や除湿として使う場合は、やはり燃費の低下は避けられません。
でも、夏場などは危険も伴いますので、冷房は積極的に使用していただきたいのです。
そこで、少しでも節約しながら快適に使う方法をお伝えします。
まとめ
カーエアコンのA/Cボタンの使い方についての説明は以上になりますが、いかがでしたでしょうか？
なんとなく使っていた方も、これを機に正しい使い方で使用してみてください！
燃費も改善されるし、効率よく使用できるしと良いことずくしですよ！
それでは良いカーライフを！
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