最近燃費が悪い?意外な原因とすぐにできる解決法!

皆さんは愛車の燃費を気にしていますか?
最近はガソリンの値上がりも激しく、燃費を意識することが増えてきたかもしれません。
普段からエコ運転を心がけているのに、なぜか急に燃費が悪くなってしまう…そんな経験はありませんか?

「運転の仕方に問題があったのかな?」と考えることもあるかと思いますが、実は運転以外にも燃費が悪化する原因がたくさんあります。
パーツの故障や破損による燃費の低下、さらにはメンテナンス不足が原因となっているケースも少なくありません。
意外なところに原因が潜んでいることもあるため、しっかりとしたチェックが必要なのです。

今回は、急な燃費の低下を引き起こす原因と、その解決策を徹底解説していきます。
愛車の燃費を守るために、ぜひ最後までお読みください!

目次

急に燃費が悪くなった原因

急に燃費が悪くなる原因は多数あります。
運転の仕方による燃費の低下などの要因もありますが、実は運転以外での原因もあるのです。
メンテナンス不足によるものや、故障によるものなど意外なところに原因があるかもしれません。
ここでは、考えられる主な原因を解説していきます。

エンジンオイルによる燃費低下

エンジンオイルが原因で、燃費が低下することがあります。
主な理由は以下の通りです。

エンジンオイルによる燃費低下の主な要因
  • 粘度
  • オイル不足・オイル漏れ
  • オイルの劣化
  • オイルフィルターの汚れ

エンジンオイルは粘度が高いほど、燃費低下につながってしまいます。
ただし、高粘度のオイルにはエンジン保護や耐久性の向上などのメリットもあるため、愛車に合った粘度のエンジンオイルを使用することが重要です!

また、オイル不足も燃費低下につながる原因の1つです。
エンジンオイルが不足すると、エンジン内部の密封性が低下し、その結果、燃費が悪化したり、パワー不足を引き起こしてしまいます。
さらに、オイル漏れもオイル不足を引き起こすため、結果的に燃費低下につながります。

エンジンオイルが劣化すると、本来の役割を果たせなくなり、これがエンジンのパフォーマンス低下につながります。
また、エンジンオイルが汚れていると、オイルフィルターも汚れてしまい、フィルターが正常に機能しなくなるため、燃費が悪化します。

エンジンオイルはエンジンを動かすためには欠かせないものですので、定期的な交換をしないと燃費だけでなく、故障の原因にもなります。

エンジンオイルの選び方や粘度による違い、交換時期に関しては以下で詳しく解説しています!

https://caroooom.com/2025/03/16/maintenance/engine-oil-basics/
https://caroooom.com/2025/03/10/maintenance/engine-oil-change-timing/

タイヤの空気圧の低下

タイヤの空気圧の低下は燃費にも影響します。
タイヤの空気圧が低下すると、タイヤの接地面積が増え、転がりがスムーズでなくなります。
そのため、車両は余計な力を使うことになり、エンジンにも負担がかかります。
その結果、エンジンはより多くの燃料を消費し、燃費の低下を引き起こすことになります。

適正な空気圧にしておかないと、燃費の低下だけでなく、事故や故障にもつながりますので、定期的なチャックをするよう心がけましょう!

スパークプラグの劣化

スパークプラグとは、エンジン内部で爆発を起こすために点火する部品です。
ライターのように火花を飛ばして燃料を燃やすイメージを持つとわかりやすいでしょう。

しかし、スパークプラグが劣化すると、点火しづらくなり、効率よく燃料を燃やせなくなります。
その結果、エンジンがより多くの燃料を使うことになり、燃費の悪化につながってしまいます。

エアクリーナーの汚れ

エアクリーナー(エアフィルター)は、エンジンに取り込む空気をろ過し、異物を除去するための部品です。
空気中の汚れや異物をそのままエンジンに取り込んでしまうと、エンジン内部が傷つき、故障の原因になってしまいます。
そこで、エアクリーナーが綺麗な空気を取り込む役割を果たしているのです。

しかし、エアクリーナーは空気を綺麗にする過程で汚れが蓄積していきます。
このまま使い続けると、エンジンに綺麗な空気が送られなくなってしまいます。
その結果、不完全燃焼を引き起こし、燃費の低下につながる原因となるのです。

エアクリーナーは定期的な交換が必要なパーツなので、こまめなチェックを心がけましょう!

その他原因

燃費低下の原因は他にもさまざまあります。例えば、以下のような点が挙げられます。

  • エンジンの不具合
  • バッテリーの劣化
  • 燃料漏れ
  • センサー類の故障
  • ブレーキの故障

バッテリーの劣化は、燃費以外にも電気系統に影響を与えるため、比較的気付きやすいでしょう。
同様に燃料漏れも、車体の下が濡れていたり、著しく燃料の減りが早かったりすることで判断できます。

センサー類の故障やエンジンの不具合は、チャックランプが点けば異常に気がつくかもしれないですが、何もアクションがないと気付かずにスルーしてしまうケースもあります
そのまま乗り続けると、燃費の低下だけでなく、重大な故障や事故につながる可能性があるため、注意が必要です。

メンテナンス不足や不具合だけじゃない!意外な燃費低下の原因

車の燃費が急に低下してしまう原因は、メンテナンス不足や不具合だけではありません。
定期的なメンテナンスも実施した上で、以下のことにも気をつけてみると燃費の改善になるかもですよ!

エコ運転

燃費向上で一番効果的なのはエコ運転です。
運転の仕方ひとつで燃費が大きく変わるため、正しい運転ができているかどうかで差が出ます。

エコ運転にはいくつかのポイントがありますが、まずは「急」のつく運転を避けることが大切です!
急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」をしないよう意識して運転することで、燃費が改善されるだけでなく、車にも良い運転ができます!

また、エンジンブレーキの使用もエコ運転として有効です。
エンジンブレーキを意識して使用することで、燃費の向上だけでなく、事故の予防にもつながります。
特に、「フェード現象」や「ベーパーロック現象」といったリスクを回避できるため、安全性の向上にも役立ちます。

エンジンブレーキの効果的な使い方や仕組みについては以下の記事で詳しく紹介しています!

https://caroooom.com/2025/03/22/drive/engine-brake/

荷物を乗せすぎている

車は重ければ重いほど、動かすのにエネルギーを使います。
車両の重量が増えれば、その分エンジンはより強い力を発生させる必要があり、結果として燃料消費が増えてしまいます。

できる限り荷物を減らすことで、燃費改善につながります。
特に、スペアタイヤを搭載している車は重量が増えるため、パンク修理キットに交換すると軽量化でき、燃費向上に効果的です。
タイヤ1本とはいえ、なかなかの重量がありますからね…!

燃費低下の原因と対策を知ろう!

燃費低下の原因は、これまで説明してきたものがほとんどです。
1つでも思い当たる節があるなら、すぐに車の点検をしてもらいましょう!

また、対策としては定期的なメンテナンスが欠かせません。
ただし、しっかりメンテナンスをしていても、急に故障するケースも考えられます。
その際に焦らないためにも、あらかじめ原因や異常箇所を理解しておくことが、安心して車を使い続けるためには大切です!
それでは良いカーライフを!

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