みなさんは、車を洗うとき、どんな方法で洗車していますか?
洗車機や手洗い洗車サービス、自分で行うセルフ手洗い洗車など、いろいろな選択肢があります。
実はセルフ手洗い洗車には、さまざまなメリットがあり、とてもおすすめの洗車方法なんです!
でも、やり方を間違えてしまうと、かえって車に傷をつけてしまったり、時間やお金のムダになってしまうことも…。
そこで今回は、実際にプロも使用しているテクニックで、初心者でも安心して始められる基本的なやり方から、よりキレイに仕上げたい中・上級者向けのコツや注意点まで、セルフ手洗い洗車の魅力をわかりやすくご紹介します!
また、セルフ手洗い洗車をおすすめする理由や、そのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください!
まずは洗車に必要な道具を用意しよう!
まずは、洗車に必要な道具を用意するところからスタートしましょう!道具がないと洗車は始まりませんからね!
洗車に必要な道具や、作業を楽にしてくれる便利アイテムはたくさんありますが、すべてを揃えようとするとキリがありません…。そこで今回は、まず最低限そろえておきたい道具をご紹介します!
手洗い洗車に最低限必要な道具は以上ですが、実はスポンジがなくても洗車はできちゃうんです!
実際、スポンジを使用しても良いですし、マイクロファイバークロスと泡で洗う方法もおすすめしています!

スポンジは物にもよりますが、細かな汚れを表面に残してしまい、その汚れを引きずりながら洗ってしまうことが多いんです…。
一方、マイクロファイバークロスなら、汚れが直接ボディに当たりにくいため、洗車傷を減らすことができます。
コイン洗車場では、カーシャンプーやバケツがなくても洗車はできます。
でも、車に合ったシャンプーやお気に入りのシャンプーを使いたい場合は、用意しておくと良いでしょう!
実際に洗車を始めよう!

道具の準備ができたら、いよいよ洗車スタート!
洗車では、いかに効率よく、傷をつけずに仕上げられることができるかがカギなんです!
ここからは、失敗しない洗車の手順をわかりやすくご紹介していきますね!
- STEP1カーシャンプーで泡を作ろう!
車を洗うときは、専用のカーシャンプーを使ってモコモコの泡をたっぷり作りましょう!
この泡がないと、ボディに傷をつけてしまう原因にもなります。 - STEP2まずはホイールから洗う!
洗車で1番最初に洗う部分はホイールです。
ホイールは汚れがひどくつきやすい部分なので、最初にしっかり洗っておきましょう! - STEP3いよいよボディを洗っていこう!
車全体を洗っていきましょう!
適当に洗ってしまうと、かえって車に傷をつけてしまうから注意が必要! - STEP4ここが重要!ボディの拭き上げ
仕上がりを左右すると言っても過言ではないほど、大切な工程です!
ここは時間との勝負なので、速さと丁寧さを両立させて、慎重に進めましょう!
洗車は、基本的にこの4つのステップで進めていきます。
それでは、一つ一つのやり方を詳しく見ていきましょう!
カーシャンプーで泡を作ろう!

車を洗い始める前に、まずは事前準備としてカーシャンプーを使って泡を作ります。
バケツにカーシャンプーを適量(パッケージに記載されている量)入れて、水を注ぎます。
水を注ぐ時も、コツが入ります!
適量のカーシャンプーを入れたバケツに、まずは普通に水を注いでいきます。このとき、まだ泡を立てる必要はありません!
約3cmほど水を入れたら、シャワーノズルを強めのシャワーモードに切り替えて、勢いよく水を加えていきます。
もしシャワーノズルがない場合は、蛇口から直接水を注ぎ、高めの位置から手でぐるぐるとかき回しながら加えると、良い泡が作れますよ!
まずはホイールから洗おう!

車を洗うときに、一番最初に洗うべき箇所がタイヤ・ホイールです。
洗車の基本は「上から下の順番で洗う」ですが、タイヤ・ホイールは別なんです!
ボディから先に洗ってしまうと、そのあとにタイヤを洗っている間にボディの水分が乾いてしまい、水シミの原因になることがあります。
また、ホイールを洗うのに使ったスポンジなどをうっかりボディに使ってしまうといった混乱を防ぐためにも、順番を分けて洗うのがオススメです。
洗い方のコツは、まずしっかりと水で汚れを流したあと、たっぷりの泡とスポンジ(またはマイクロファイバークロス)でやさしく洗うこと!
そのとき、スポンジについた汚れはバケツの水でこまめに落としながら洗うのがポイントです。
ホイールの内側も、手が届く範囲で洗ってあげるとよりいい仕上がりになります。
もし奥まで洗いづらい場合は、ホイール用の細いブラシや専用スポンジなどのアイテムも売っているので、使ってみるのもいいですね!
タイヤの洗い方は、大きめのブラシでゴシゴシこすればOK!
タイヤ・ホイールが綺麗にできたら、次はボディを洗っていきます。
いよいよボディを洗おう!

ボディの洗い方ですが、まずは水で表面の汚れをしっかり流しましょう。
このときは、こすらずに水をかけるだけでOK!
車全体に水をかけて、ボディに付着した砂やホコリなどの汚れを落としたら、先ほどの手順で作った泡をスポンジやマイクロファイバークロスにたっぷりつけて、優しく洗っていきます!
このときも、「上から下へ」の順番を意識して洗うとGOOD!
特に汚れがひどく固着している箇所は、無理にゴシゴシ擦らず、大量の泡をのせてやさしく洗いましょう。
車全体を洗い終えたら、泡をしっかり流していきましょう。
このときも「上から下へ」を意識して水をかけると、効率よく汚れを落とせますよ!
泡がしっかり流れて、残りがない状態になったら洗いは完了です!
ここが重要!拭き上げ

洗う工程が完了したら、ボディ全体を拭き上げていきましょう。
拭き上げは時間との勝負!効率よく作業を進めることがカギになります。
できれば日陰で作業するのがベストですが、日陰のスペースがない場合は、直射日光が当たっている部分から先に拭いていくようにしましょう。
これは、水分が蒸発してウォータースポットができるのを防ぐためです。
ただし、直射日光が当たっていない日陰であっても、水分は蒸発してウォータースポットや水シミの原因になりますので、早めに拭き上げることが大切です。
拭き上げる際も、洗うときと同じように「上から下」の順番を意識してほしいですが、ひとつだけポイントがあります!
それは、車のカラーがブラックでない場合、黒いパーツから先に拭くということです。
車全体がブラックの場合は、普通に上から順番に拭いてもらえればOKですが、ブラック以外のボディカラーの車の場合は、黒いパーツから先に拭き始めるのがおすすめです。
なぜなら、黒い部分は水シミやウォータースポットが特に目立ちやすく、放っておくと塗装の焼けの原因にもなってしまうからです。
ボディを拭き終えたら、次はホイールを拭いていきます。
ホイールは汚れが多いので、ボディとは別のクロスを使うのが基本です!
ここまで完了したら、ドアの内側やボンネットの隙間、トランクの隙間など、細かい部分までしっかり拭いてあげると完璧です!
- Q拭いても拭いてもサイドミラーやドアハンドルから水が流れてくるのはどうしたらいい?
- A
サイドミラーと車体の隙間に溜まった水は、ちょっとしたコツで取り除けます。
軽く絞った状態のマイクロファイバークロスを使用し、ゆっくりと隙間に沿ってクロスを動かす方法です。
ゆっくりと優しく丁寧に動かすことで、水滴がしっかり取れやすくなります。水が水を吸い寄せるイメージですね!
強く擦る必要はなく、クロスが隙間にフィットするように動かしてみてください。
これで流れ続ける水滴もきれいに拭き取れますよ!
セルフ洗車の完全ガイドまとめ
セルフ手洗い洗車は、簡単にやろうと思えば簡単にできますが、実は意外と奥が深いんです。
少し雑にやってしまうと、車に傷がついてしまったり、仕上がりが悪くなってしまうことも…。
今回ご紹介したやり方は、あくまで基礎の基礎です。
でも、基礎だからといって、手を抜いてはいけません!この基本をしっかりマスターして、次のステップへ進んでいきましょう!
例えば、鉄粉除去剤やボディ研磨、コーティングなどを施行するときも、基本的には今回説明した内容も実施しています。
今回はセルフ手洗い洗車の基本をお伝えしましたが、洗車はただの作業ではなく、愛車を大切にする大事な時間です。
しっかりと基本を押さえて、きれいな車を維持しましょう!
さらにステップアップしたい方は、次の洗車テクニックも試してみてくださいね!
あなたの愛車がもっと輝くよう、頑張ってください!
それでは良いカーライフを!
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