「洗車機は車に良くない」——そんな話を耳にしたこと、ありませんか?
でも、それって本当なのでしょうか?
普段、深く考えずに「なんとなく」で洗車機を使っている方も多いと思います。
だからこそ、洗車機がよくないと言われる理由をしっかり知っておくことで、車を綺麗に保てるだけでなく、おトクにケアができるんです!
この記事では、以下のことについて解説していきます。
- 結論!洗車機は使ってもいいのか
- 洗車機が良くないと言われる理由
- 洗車機の種類と特徴
- 上手な使い方や注意点
車をきれいに保ちたい方や、洗車機の使い方に悩んでいる方にとって、役立つ内容が満載です。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
洗車機は「使い方」によっては良い!

結論から言うと、洗車機は使い方にさえ気をつければ、問題なく利用できます!
とはいえ、「洗車機は車に良くない…」という声もよく聞きますよね。
確かに、使い方を間違えたり、車の状態によっては仕上がりに差が出たり、傷の原因になることもあります。
ただ、一概に洗車機が良くないといっているわけではなく、使い方が重要なんです。
逆に言えば、このポイントさえ押さえておけば、愛車をしっかり綺麗に保つこともできるんです!
洗車機を利用する上で大切なのは、主に使い方なので、ここをしっかり押さえておけば、安心して洗車機を使えますよ!
上手な使い方のコツに関しては、後ほど詳しく解説していきます!
洗車機のメリット・デメリット
洗車機は「車によくない」と言われるように、確かにデメリットもあります。
しかし、その一方でメリットも存在するので、それぞれ詳しく見ていきましょう!
洗車機のメリット
洗車機には、たくさんのメリットがあります。
ここでは、そのメリットをわかりやすくまとめました!
- どんな時でも洗車できる
- 手間がかからない
- 時短になる
- 手洗い洗車サービスなどに比べて安い
洗車機の1番のメリットはなんと言っても、手軽に洗車ができることです。
いつでも、なんの準備も要らずに洗車ができるのが特徴ですね。
料金もコースによって異なりますが、1,000円以下でできるほどお安く設定されていることが多いですので、気軽に利用できるのも魅力的ですね!
洗車機のデメリット
確かに、洗車機にはデメリットも存在します。
- 洗車傷が付きやすい
- 完全に綺麗にはならない
- 拭き上げをしないと、逆に汚くなる
- 車がひどく汚れていると、逆効果
- コスパが悪い
洗車機は、使い方を誤るとかえって車に傷をつけてしまう恐れがあるため、注意して利用する必要があります。
正しい使い方については、後ほど詳しく解説していきます!
また、メリットのところでは「料金が安い」と言いましたが、定期的に利用するのであれば、逆にコスパは悪くなります。
セルフ手洗い洗車に比べると、1回あたりの洗車料金が高いため、結果的に割高になってしまうことも。
ただし、たまにしか洗車をしないのであれば、おトクに利用できるでしょう!
なぜ「洗車機はよくない」と言われているの?
以前から洗車機にはマイナスなイメージを持つ人が多くいましたが、現在でも、一部ではその印象が残っているようです。
ではなぜ、「洗車機はよくない」とマイナスなイメージを持たれてしまうのでしょうか?
確かにいくつかの理由がありそれが結果的に悪い印象を持たれている理由になっていると思います。
- ブラシがボディに傷をつけてしまう
- 完全には綺麗にならない
- 拭き上げをしないと、逆に汚くなる
- 車がひどく汚れていると、逆効果
- ボディパーツが破損する恐れがある
このような理由が、マイナスな印象につながってしまっているのかと思います。
例えば、現在では洗車機の種類もさまざまあり、洗車傷がついてしまうリスクも昔に比べてかなり減っています。
他にも、ボディパーツの破損の恐れなども、事前に装着パーツを指定することで、そこを考慮して洗車をしてくれます。
あとは、上手に使えば車への影響もだいぶ減りますので、洗車機の仕上がりは、使い方次第と言えるでしょう。
このあと、洗車機を上手に使うコツを詳しく解説していきます!
洗車機の上手な使い方のコツ

洗車機を利用する上で、気をつけたいポイントが使い方です。
ここをしっかり押さえることで、仕上がりに大きな差が出ますよ!
洗車後は、必ず拭き上げをする
車を洗車機に通したあとは、しっかりと拭き上げをしましょう!
ボディが濡れたままだと、ウォータースポットやイオンデポジット、水シミ、さらには塗装剥げの原因にもなってしまいます。
洗車は「拭き上げまでが洗車」なので、忘れずに丁寧に拭き上げてあげてくださいね。
状況に応じてノンブラシ洗車機を使用する
コーティング施工車を洗車機に通す場合は、ノンブラシタイプの洗車機を使うようにしましょう。
ノンブラシタイプとは、ブラシを使わず、高圧のシャワーだけで洗車するタイプの洗車機のことです。
そもそも、コーティング施工車には水洗い洗車が基本的に推奨されています。
そのため、ブラシで擦るような洗い方よりも、高圧のシャワーだけで汚れを落とすノンブラシタイプの洗車機の方が、より適しているのです。
ワックスコースはなるべく控える
洗車機を利用していて、うっかり見落としがちなのがワックスコースを頻繁に使ってしまうことです。
実は、洗車機で使われている簡易コーティング剤には、植物性の油や化学物質が多く含まれていて、それが油膜の原因になったり、車の本来の光沢感を失わせてしまうこともあるんです。
一見すると、ワックスコースを使った直後はツヤツヤに見えるかもしれません。
ですが、定期的に使い続けると、コーティング剤の成分が層のように蓄積してしまい、かえって本来の輝きを失ってしまう原因になってしまうんです。
汚れがひどい場合は予備洗車を
車がひどく汚れている場合は、洗車機だけでは汚れを落としきれません。
特にホイールやドアミラー、ナンバープレートの周辺やエアロパーツの隙間などは洗車機で直接洗うことが難しく、汚れも溜まりがちです。
そこで必要になってくるのが予備洗車です。
予備洗車とは、事前に汚れを落とすためにざっと軽く手洗い洗車をしてあげることです。
こうすることによって、洗車機だけでは落としきれなかった頑固な汚れも比較的綺麗に落ち、洗車後の仕上がりもグッと良くなりますよ!
洗車機の種類と特徴
最近の洗車機は、従来から指摘されてきたデメリットを踏まえ、しっかりと対策が施されたものが増えています。
車や状況に応じて上手に使い分けることで、洗車機のデメリットを軽減し、より効果的に使うことができます。
ノンブラシタイプの洗車機
ノンブラシ洗車機とは、洗車機の本体にブラシがなく、主に高圧洗浄のシャワーだけで車の汚れを落とすタイプです。
ブラシがないため、コーティング施工車にも向いています。
ただし、シャワーの水圧だけでの洗車となるため、汚れが落ち切らないこともあります。
特に、汚れがひどい場合には、汚れが残りやすいので注意が必要です。
そのため、比較的汚れが軽い車や、水洗い洗車が推奨されているコーティング施工車にはおすすめです!
ちなみに、ノンブラシ洗車機はまだあまり普及していません。
一部のコイン洗車場などで、取り扱っていることが多いので、利用前に設置されているかチェックしておきましょう!
スポンジブラシタイプの洗車機
スポンジブラシタイプの洗車機は、現在最も一般的で、多くの場所で利用することができます。
コイン洗車場だけでなく、ガソリンスタンドなどにも設置されているのをよく見かけますね!
特徴としては、黒くて細長いスポンジがたくさん付いているブラシを高速回転させて車の汚れを落としていきます。
ノンブラシ洗車機よりも汚れ落ちがよく、料金も安めに設定されていることがほとんどですので、より手軽に使えると思います。
ただし、こちらにもデメリットがあり、場合によっては車に傷をつけてしまうことがあります。
汚れがひどい場合は、予備洗車を行うことで、汚れが落ちやすくなり、傷もつきにくくなります。
ナイロン・プラスチックブラシ
ナイロンブラシとプラスチックブラシタイプの洗車機も存在します。
これは、一昔前まで一般的に使用されていたもので、現在はあまり利用されません。
ナイロンやプラスチック製のブラシは硬いため、ボディに傷がつきやすくなってしまいます。
現在は、利用できる場所も少なくなっているので、使う機会は少ないと思いますが、利用は避けた方が良いでしょう。
愛車の美しさを保つなら手洗い洗車

やはり、愛車の美しさをより長く保つには、手洗い洗車が一番です。
もちろん洗車機と比べると手間はかかりますが、長期的に見れば金銭的にもおトクです。
一度道具を揃えてしまえば、大きな出費はほとんどありません。
道具も2,000円〜5,000円ほどあれば洗車に必要なものは揃うので、気軽に始められるのも嬉しいポイントです。
あとは、なんといっても、洗車機を使い続けるのと手洗い洗車を続けるのとでは、ボディの状態がまったく違います。
洗車機を定期的に利用していると、ボディの表面に洗車傷がたくさんついてしまい、光沢やツヤが失われ、さらに色味まで劣化してしまうこともあります。
一方で、手洗い洗車を続けていくと、比較的洗車傷がつきにくく、コーティングや塗装面への負荷も抑えられます。
洗車は少なくとも月1回を目安に実施するよう心がけると、愛車の美しさを長くキープすることができます。
手洗い洗車のやり方にも、実はちょっとしたコツがあります。
正しい方法を知っておくと、愛車をさらに美しく保つことができますよ!
詳しい手順については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!


それでは良いカーライフを!
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